売家　駅前町の戸建「４ＬＤＫ」

＜ミサワホーム駅前町の売家＞

以前には銀行が建っていた四万十市の一等地がミサワホーム展示場になったことは記憶に新しいが、今回はその１区画が売物件である。立地については申し分ないため、ここでは多くを語ることは控えようと思う。

ミサワホームはグッドデザイン賞を３５年連続受賞している。これは住宅業界では唯一の記録である。大手ハウスメーカーの魅力をひとつだけ挙げるとすれば”タイムレス”である点を挙げたい。不動産業という仕事柄、さまざまな物件の査定に行く機会がある。数十年前に大手ハウスメーカーで建てられた住宅の間取りは現在でも通用するし、外観のデザインも全く色褪せることはなく、むしろ本質的には変わっていないという事を自分たちに語りかけてくれる。

また家にとって新築時の美観を出来るだけ長い年月を保つためには屋根には軒をしっかり取ることが大切だと思う。この点は”パッシブデザイン”の考えにも通じる。

そして、２０１８年の建築当時にはまだ少なかったダクト式セントラル換気システム（第１種換気）を採用している点にも着目したい。ダクトを通じて室内へ空気の送風と排出を機械を使って家全体の換気を行い、熱交換により外気を室温に近づけて取り込むことができるため、特に真夏の気温上昇が年々深刻になっている地球環境を踏まえると、快適な室内の温熱環境を維持するためにはこれから必要な設備だと感じている。

建築コスト上昇に歯止めはついていないし、上がることはあっても下がることはもうない。そのため新築着工棟数は軒並み減少していくこととなり、中古住宅の需要はますます高まるため価格もこれから上昇傾向になることが予想される。

本物件を資産価値の観点から検討した場合、長期優良住宅の認定を受けており耐震等級３（最高等級です）の建物であるため国が推進する２０５０カーボンニュートラル実現に向けた取り組みにも合致しているのだ。

今回は中古住宅を検討していた方はもとより、新築住宅を検討していた方にもオススメしたい物件の登場である。

　※現在居住中のため、内見ご希望の前日までに電話もしくはメールにて予約（毎週土曜日を除く）をお願いします。お引渡しは２０２５年２月～３月の予定です。